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五十肩(肩関節周囲炎)のこと|【初期症状から始まる3つの時期 編】- J・アスリートケア





五十肩の症状についてはこちらをご一読下さい!






 

J.アスリートケア メディカル鍼灸マッサージ院とは?






横浜市・桜木町にて鍼灸治療、整体マッサージ、電気治療、カッピング、オイルマッサージを駆使して症状改善の専門施術を行っております。




スタッフ全員が医療系国家資格を保有しており、ハンドボール及び野球、ラグビチームのメディカルスタッフとして選手のケアを行っているスタッフが運営する本格派サロンです。




「トップアスリートのボディケアをあなたにも。」のコンセプトの下、一般の方に向けて首・肩をはじめとして腰、股関節、膝、足首などの痛み改善や全身の疲労回復をお手伝いをしています。







 


五十肩の3つの時期とは?




五十肩は、主に3つの時期に分かれます。




フリージング期(炎症期)

肩関節の中で炎症が起きており、鋭い痛みが発生している段階です。肩を動かそうとするとズキズキとした痛みが走り、生活するのも滅入ってしまいます。



結帯動作(けったいどうさ)※1や結髪動作(けっぱつどうさ)※2、夜間痛(やかんつう)※3もこの時期に起こってきます。


※1 手のひらで背中を触るような仕草

※2 手のひらで後頭部を触るような仕草

※3 夜寝る時にズキズキとする痛み




フローズン期(拘縮期)

肩関節の炎症はある程度収まってきて、痛みも落ち着いてくる段階です。肩関節及び関節周囲が強張り(こわばり)肩を動かせる範囲が制限されます。


患者様は「痛みが落ち着いてきたけど、肩が挙げられない」と訴えることが多いです。



ちなみに五十肩の英訳は、

「Frozen Shoulder(フローズン ショルダー)」です!



五十肩の別名:「凍結肩」は、日本訳です。






ソーイング期(回復期)

ズキズキやジンジンといった鋭い痛みは治ってくる時期です。フローズン期と同様に肩関節内が強張り肩を動かせる範囲が制限されます。



以上、3つの時期に分かれますが、大切なことはそれぞれの時期に応じた適切な治療と処置を行うことです!



例えば、ズキズキ・ジンジンと痛みが続いているのに「運動不足が原因だ!」と勝手に判断してしまってトレーニングを行った場合、肩関節内の状態を悪化させてしまう場合も考えられます。






ですので、フリージング期、フローズン期、ソーイング期の判断と適切な治療が必要になります。




 



フリージング期(炎症期)は、とにかく炎症を抑えつつ固めない!




フリージング期は、とにかくズキズキ・ジンジンして痛いので肩関節内の炎症を抑えることが大切です。ですが、同時に肩関関節と肩甲骨周りを固めないことがとても大切です!



炎症を抑える為には、物理療法(鍼灸治療や電気療法)が有効です。



当院のフリージング期の治療方法はこちらをクリック

当院では、ハイボルテージと呼ばれる電気治療を用いて患部に強い刺激を入れることで痛みを抑える方法やパルス治療(鍼(はり)に電極を付けて炎症を起こしている部分をピンポイントで狙う)などを使い分けることでフリージング期に対応しています。その後、整体マッサージで肩関節を動かせる範囲で動かしていきます。







なぜ肩甲骨周りを解す必要があるのかというと、人の身体は本当に良く出来ていて、肩関節が痛くて動かしずらくなっていると、他のところが頑張って肩関節を動かしたように見せるんですね。




これを専門用語で代償運動(だいしょううんどう)と言います。




他のところを使って動かすとその場所が硬くなります。なぜなら本来は、その仕事はしていないのに無理矢理動かされているからです。




そして具体的に無理矢理動かされる筋肉は何かというと肩甲骨と鎖骨周りの筋肉です。





肩凝りの原因となる僧帽筋(そうぼうきん)や肩甲骨上側から後頭骨まで繋がっている肩甲挙筋(けんこうきょきん)鎖骨から側頭骨まで繋がっている胸鎖乳突筋(きょうさにゅうとつきん)、三角筋(さんかくきん)などがガチガチになってきます。




そうなると、「肩自体も痛いし、肩も首も凝るし、腕の方まで痛くなってくるし、もうなんなの!?」とトリプルパンチで目滅入ってしまいます。



ですので、炎症を抑えつつ肩関節とその周囲を固めないことが大切です!




 



フローズン期は「解して動かす」が大原則!





基本的に痛みが落ち着いてきたら関節は固まります。本格的にフローズン(凍結)してきます。




最初に言っておきます。フローズン期になっているのに肩を放置していたら治すまでに時間が掛かります。早くて半年、遅くて1年~1年半。(あくまでも目安です)



痛みがなくなっても肩の動く範囲をしっかり確保できていないとそのままの可動域になってしまいます。



肩関節は、何も問題が無ければ前から挙げても横から挙げても0°~180°までスッと挙がっていきます。




「痛みが無くなった!やった治った!」と思っても駄目です。




日常生活では、180°まで肩を挙げることなんてめったにありませんから可動域が戻っていないことに気付いていないだけです。




なので治療を継続しましょう!




当院のフローズン期の治療方法はこちらをクリック

フリージング期と同様に物理療法を用いながら、関節を圧迫したり牽引(けんいん:引っ張ること)したりして少しずつ可動域を取り戻していきます。この時期は、治療間隔をあけてしまうと効果が薄くなってしまう為、詰めて来院することとご自宅でのセルフケアを並行して行って行くことが大切です。




この時期の当院の治療は、リハビリとセットになっています。また、セルフケアのみでは限界があり、プロの施術者の視点から「解して動かす」を大原則に治療を勧めていくことが大切です。




治療の進捗状況に応じて、提携をしている整形外科病院へのご紹介及び途中経過での評価も行っております。



やはり180°肩が挙がるようになることが一つの目安です。





 


ソーイング期は日常生活で肩が動きずらい場面の話を聞きながら!



ソーイング期では、徐々に動きがよくなっていきますが、そうなっていくのは、フローズン期でしっかりと治療をした場合に限ります。




稀に自然治癒していく場合があり「以前は、ほっておいても治ったんだけど...」と嘆く患者様もいらっしゃいますが、基本的には治療する必要があります。



当院の場合、ソーイング期に入っている患者様は肩関節の可動域がほぼ180°に近づいていますので、



「どういう場面で肩が動きずらいですか?」




という質問を必ずさせていただきます。



例えば、


カーテンを閉めるときにまだ嫌な感がする。

食器棚の高い所が取りずらい。

コートを上から着るとまだ不安


など、状況から動きを分解して対象の筋肉にアプローチを掛けていきます。




カーテンを閉める時であれば、


肘は軽く曲がっていて肩は90°くらい。肩甲骨は前に出ている状態で腕を左右に動かす。




肘は曲がっていなくて同じ動きをしたら痛くないのか?


など細部まで確かめながら日常生活へ支障がないように治療を進めていきます。




日常生活にて問題なく肩が使えることが目標となります。


 



いかがでしたか?


今回は、「五十肩は3つの時期に分かれる!?それぞれの時期に応じた治療と対応」というテーマでお伝えしました。





フローズン期で悩まれている方を対象に専門施術を提供しております。



当院では、フローズン期の患者様を対象に60分 × 8回の専門プログラムを提供しております。


肩関節の評価、治療、リハビリすべてをセットにして日常生活への復帰をお手伝いします。


担当:飯田純一郎




詳細は下記へお問合せ下さい!








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